それからどうするPart59


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「うぉー、来た,来た、やって来たぞ!」Aは大喜びしている。
尖閣列島に漁船と称する軍船とそれを守る軍艦がやってきた。
南沙諸島では南海艦隊が壊滅したので、今回は北海艦隊と
東海艦隊を出してきた。
中華思想という古臭い思想が世界に通用すると彼らは
今だに考えている。中国は世界の中心であり欲しいものは
全て自分のものというジャイアンみたいな思想である。
習主席は国営放送で「南沙諸島の基地を叩いたのは
帝国主義の傀儡である日本だ」とわめいている。
「栄光あるわが軍は不法に占拠されている尖閣諸島を
奪還、解放する行動に出た」
「小日本は大中国の力にひれ伏すであろう・・・」と
大見得をきっている。
米国の庇護を失った日本がどんな手をうつのか世界は
固唾をのんで見守っている。
米国では「大統領、あのままでいいんですか」と側近が
問うがトランプ大統領は「一度痛い目に会えば我が国の
有難さが身にしみるだろう」と冷ややかだった。
ところが最初にやられたのは核ミサイルを積んだ原潜
だった。習主席は前のように海軍が津波にやられた際の
後詰としてミサイル原潜を密かに海域に派遣していた。
以前のように津波による攻撃があれば日本に向かって
核ミサイルを打ち込むつもりだったのだ。
それが定時連絡を全艦がしてこない。肖英虞海軍大将は
青くなった。連絡が無いという事は・・・想像しただけで恐ろしい。
日本めあの原潜が幾らかかったと思っているのだ。
習主席にどう報告すればいいのか判らない、肖英虞は辞任を
覚悟した。しかし被害はそれだけではなかった。
艦隊に攻撃をかけてきた不思議な生き物があった。
それは超スピードでやってきて艦隊を次々に破壊していった。
更に本土から飛来した戦闘機をバタバタと撃ち落としていく。
最後にそいつは「ギャーギャー」と品のない声で鳴くと
何処かに飛んで行った。
その様子は全世界のマスメディアに送られ放送された。
中国の面子は丸潰れであるがどうすることもできない。
習主席は青くなった。中国政府は自分から仕掛けたのにも
関わらず日本に抗議してきた。
いつもなら過剰に反応する日本が
「尖閣諸島は日本の領土ではあるが、中国に対する攻撃に
我々自衛隊は関与していない」と外務省はしらっと通知した
だけだった。
世界は大騒ぎしている。
「評判の良くない中国がやられたのは溜飲の下がる思い」
とか「日本にはゴジラのほかにも怪獣がいるのか・・」と
羨ましがっている。
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それからどうするPart58


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日本が水分解技術を独占しているのはけしからん
という国が出てきた。文句ばかり云うあの米国である。
トランプ大統領はせんのニコニコ顔から鬼の様な顔に
なって技術をよこせと脅しをかけてきた。
これに対し「日本の開発した技術をタダでよこせとは理不尽
極まりない。その代り適正な価格でH2は提供して
いるではないか」と首相は猛烈に反発した。
これは我々が米国が無茶な事を云ってくるだろうけど
安心しなさい。例えば日米安保条約破棄とかね・・・
と前もって首相に伝えておいたからだ。
思わぬ日本の反発に全ての関税を60%に上げると
大統領は脅したが返事はNOだった。
切れてしまった大統領は安保条約の破棄という大統領令
を発した。それは両院も黙認した。
ついに日本の駐留している軍と家族は一斉に引き揚げを
始めた。野党は大喜びでどうするんだと責任を追及するが
首相は平気な顔を保っている。しかし内心は不安で
いっぱいだった。
「何を心配しているんです。中国が報復してくることですか?」
「なら心配いりません。おそらく尖閣を取りにくるでしょうが
我々が完璧に対処しますから」
「うー・・・そうか。でも艦隊の他にミサイルや戦闘機もやって
くるかも・・・」
「それも大丈夫です。それに面白い事が起こるかもしれません」

それからどうするPart57


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日本のエネルギー自給率はわずか6%だそうである。
つまり発電、車両等のエネルギー源はほとんど海外に
依存していることになる。
原油、LNGの輸入量は膨大であり価格も不安定という
状況にある。もしこれらの輸入が必要なくなれば、電気事業は
効率化されこれまでの1/10以下の価格になり、国内の全ての
事業にとって大きな追い風になるはずだ。家庭においても
電気代が1/10となればわが阿部屋内閣の支持率は・・・
ウシシ・・・ということで大統領令並みの強硬策で水分解施設
は介護施設並みにバンバン建造された。
原油やLNG輸入が減った代わりに水素ガスの輸出が徐々に
増えてきている。我が国はエネルギー輸出国になったのだ。
このところ阿部屋首相の鼻息は荒い。以前のにやけた顔は
引き締まり田中角栄のような大きな事を連発している。
「皆さん、いまや私のおかげ・・いやわが党の積極的な
政策でGDPは・・・・・あなたとはとは違うんです」あれ、これ前の
首相が言ったんじゃ?あの時は捨て台詞だったが。
これに対し野党は沈黙するしかない。
まあそこまでは良かったのだが。

それからどうするpart56


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私は首相官邸の総理の寝室にいる。
「阿部屋首相!」私は首相の耳元で囁いた。
「何! 誰!どうやってここに入ったんだ。警備員がいただろう」
「ご心配なく。私はただの年寄りです。あなたに危害を
与える事はありません」見れば風采の上がらない年寄である。
「ではどうやって部屋に入ったか教えてくれ」
「なあに、私には簡単なことですよ。でも言っても信じられない
でしょうが」
「では何の為に忍び込んで来たんだ」
「忍び込んだのではなく、堂々と玄関から入ってきましたよ」
「私は首相に助言したいのです。聞いて損はしませんよ」
「貴方の努力にもかかわらずGDPはぱっとしませんな」
「それを私が20% に上げてさしあげましょう」
「何を馬鹿な!」
「信じられないのは承知の上で言っています」
「貴方の真摯な努力、そしてその人徳には日頃感服しております」
「中国の習主席からは無礼な知らんぷり」
「トランプ大統領からはオカマの様な目付きをされたり
大変ですなあ首相という仕事は」
「解ってくれるかい、そうなんだ。マスコミや野党は私が卑屈な
外交をしていると批判するんだ。こんなに懸命にやってるのに」
「私は貴方の志を理解してますよ。支持率は60%を維持して
ますしね。しかし結果が努力と結びつかないのはよくあることです」
「アヘヤミックスも此のところ目立ちませんね。そこで私が
出てきたのです。私は****村の住人です」
「私には現代人が理解できない力を持っています」
「南沙諸島の基地壊滅、恨国の大雨被害、そして
****村の中国コマンドの焼死等は私たちがやった事です」
「誰かと思ったがあれは君たちのせいか・・・」
「あの力は大した事ではないのです。首相に無償でプレゼント
するのは無限のエネルギーです」
「??」
「水を電気分解ではなく、チャポンと入れるだけで水素と酸素に
分解する触媒を提供します」
「これです」私は何の変哲もないボールを手渡した。
「これで国内一か月分消費する石油の代りになります。
但し、分解しようとしても無駄ですよ。現代人には理解
出来ないものですから」
「試しにバケツで試して次に学者や技術者を呼んで
証明されたら大規模な設備を建てればいいでしょう」
「これをくれるのかい」
「そうです。設備が出来上がれはいくらでも提供します」
「そうすると・・・・うー・・・石油がいらんとなると・・・
イヒヒ・・・」首相は少し気持ちの悪い顔で笑った。

河川敷に咲いた菜の花


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今年は中々暖かくならない気がしますが、
河川敷の中州では菜の花が咲き始めました。
例年なら3月の上旬になれば中州が黄色で
埋まるはずです。
よく休耕田対策で菜の花畑にする農家があります。
菜の花から取れる菜種油はしれてるそうですが
種を蒔けば勝手に育つので便利なんだそうです。
でも減反の補償金が出たのは以前のことで
今は転作作物を作って販売した場合のみ補償の
対象になるんだとか・・と農家の人が言ってましたね。

それからどうするPart55


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バタバタというでかい音がしたと思って見上げると
チヌークが2機飛んできた。どうやら今度は自衛隊らしい。
台地の上空にくると高度を下げはじめたと思うや
次々と隊員が降下してくる。おー日本の自衛隊もやるなー。
我々は手を叩いてその様子を見ていた。
「おい、あいつら銃を持っているぞ、大丈夫か?」
「しかし自衛隊とやりあうわけにはいかんなー」
地面に降りるや散開し辺りを窺いながら慎重に進んでくる。
「センセイ、ここにバリアをめぐらせろ」
実戦経験が無いのか、我々を見つけると早くも発砲
してきた。海外に出ると交戦規定とやらで遠慮するくせに
ふざけた奴らだ。
「ちょっと脅かしてやれ」と私はマンガに伝えた。
マンガは得意の震動波を彼らに送った。
すると地面が強烈に上下した。隊員達は転げまわっている。
ついに白旗をあげ何か叫んでいる。
「弱虫だな、もう降参か、面白くないな」
「昔の軍隊と比べてはいかんよ、奴らはお役人だ」
「仕方ない、ワシが話そう」
「あー君たち、ご苦労さん。ところでワシらに何か用かな?」
「てっ、抵抗をやめろ!」
「あんたら、白旗をあげたのを忘れたのか?」
「ワシらは何もせんよ。普通の村民だ。もう物騒な銃を
降ろしたらどうだね」
「お前、いや君たちは何者で何をしている!」
「困った人たちだな。帰って政府のお偉方に近々おじゃま
すると伝えなさい」
イケが帰るように思念を送ると兵隊たちは踵をかえし
チヌークで帰って行った。

それからどうするPart54


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「さあやるぞ、楽しみだな、ウシウヒ!」
Aだけが興奮している。
夜になり山間の地は静まりかえっている。
村民を巻き込まないように、我々は移動した。平地の地下深くに
造られた作戦室にである。そのモニター群には真っ暗闇の中を
蠢く影が写っている。
「ケン、こいつらを全員ポイントしろ」 Aが偉そうに言う。
「ちょっとちょっと、そうした指示はわしの役だぞ!」
「ケンです、全員をマークしました。すでにヘイタイと
リンク済みです」
「上等、上等、相手が攻撃してきたら面倒だから早いとこ
殲滅しよう」
コマンドたちには今回の様な作戦は子供の腕をひねるような
ものだ。たかが怪しげな民間人である。コマンド達は進撃を
始めたが、位置情報によるとたしかここは山やら谷が入り組んだ
所ときいていた。しかし前方は広大な土地が広がっている
だけだ。どうしたことか?隊長は頭をひねった。まあいい
早くこんな作戦は済ませて帰ろう・・・そう思ったとき
全員がボッと火を噴いた。何だこれは・・と考える間もなく
コマンド達は壊滅した。
「もう終わったのか・・残念だ」Aがぼやいた。

警察には何か起こったようだと届をすませておいたが、
やって来た駐在所のおまわりは辺り一面に転がっている
ものを発見して血相を変えて帰って行ったらしい。
何せ迷彩服を着た兵隊が黒焦げになっているのだから。
やってきた県警も手に負える事件ではなかったらしい。
国家安全局の報告でどうやら中国の兵隊らしい事が
判明したが政府は警戒して手を出してこなかった。
ある日政府からの特使と称する小役人を派遣してきた。
「いったいあなた方は何者で何をしているのですか?」
「我々は普通の村民です。発電シートの製造をしてますが
何か問題でも?税金もちゃんと納めているし」
税金と聞いて急に役人は居丈高な口調になった。
「正直に話さんと機動隊や自衛隊を寄越すぞ!」
「どうぞ、どうぞ、しかし警察も自衛隊も善良な国民を
守るためにあるんでは?」
「うるさい、やかましい、今に見ていろ!」と毒づいて
帰って行った。
「おい、あのまま返してよかったのか?洗脳したほうが
良かったんじゃないか?自衛隊・・とか言ってたぞ」
「テレビ局は来ないのか。これだけ活躍したのに」
「馬鹿、俺たちはお尋ね者だぞ」

それからどうするPart53


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「何でそんな事をするんだ」皆がAに尋ねた。
「前の世界でもやった事があるんだがね」
「はあー?」
「これが面白いんだよ」
「俺たちは今のままでいいよ」
「そうも言えなくなってきたんだ」Aの言うことはさっぱりだ。
「イケ、お前こいつの頭の中を探れ」
「やってるんですがサッパリです。やはり人間じゃないと」
「ロボットだからか?。じゃあゴエモン、お前ならどうだ」
「おおよその事は分かります。何か中国がコマンドを
どうとかこうとか」
「そうだ、君なかなかやるな!中国が我々の事を
嗅ぎつけたらしい」Aが嬉しそうに言う。
「そしてここにコマンドを送り込むらしい」
「何もないけどな、ここには」
「南沙諸島の基地を潰された復讐かもな」
「A、お前のせいだぞ!」
「私はそんな事が楽しいんだ」とAは平気な顔だ。
「コマンドといえば兵隊だろう。恐いじゃないか」
「恐れることはないよ。君たちの能力を信じろ」
数日が経った。朝起きると村を囲む山々が消えている。
山はスパッと切り取られ、だだっ広い平地になっていた。
Aのやつやったな!どこまで凄い能力を持っているんだ?。
我々は口をあんぐり開けたままだった。
しかし、これからどうなるんだろう。


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村の年寄りは目に見えて元気になっていった。
この工場には何か不思議なご利益があると
信じ込んだらしい。朝から大勢が供物や花を
持ってやってくる。そのうち工場内に社か祠を建てろと
言い出すかもしれない。
「あんたたち、草刈りや、畑仕事なんか仕事は
いっぱいあるはずだがな」
聞こえないのか勝手にお茶を入れて飲んでいる。
「はっきり言って迷惑なんだ」
「自治会長!何のために公民館を建ててやった
と思う。年寄はそこで踊りやカラオケをしてれば
いいじゃないか」
「それでね・・」この自治会長はどうにもならない。
「何だい、もう無理は聞かないぞ!」
「村の住人は皆年齢が高いんだ」
「だから身体の不具合は治してやっただろう」
「ここんところせっかく苦労して育てた作物を猿や
鹿、いのししに荒らされてな~」自治会長は手ぬぐい
を取り出し涙をふくしぐさをする。
「ネットをしても効き目がないんじゃ」
「どうにもならんぞ、そんな目でみても」
「まあ、まあ、そんなことは織り込み済だ」 とAが言う。
「どうするつもりだ」
「この村の住民から周囲の山を買い取るつもりだ」
「はーん?」

それからどうするPart51


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ドラキュラが帰って来た。あの青白い顔色が
血色の良い吸血鬼に変わっている。
「どうだったんだ」
「いやー、アメリカまで飛んで良かった。大統領と
側近の血をいただいたから腹いっぱいだよ」
「それは良かったな」
「だから当分ゆっくり休みたいから、すまないが
棺を用意してくれないか」
「よーしAmazonにでも頼んで取り寄せよう」
えらい流通時代である。すぐに特製の棺が届いた。
部屋に運んでやるとドラキュラは中に入ってしまった。
眠りこんでしまったらしい。
次に帰って来たのはあの貧乏神?であった。
しかし、姿が一変している。ボロボロの服が
道服の様なものに変わっている。
顔は貧相な顔がパンパンに膨れ上がり手に小槌の
ような物まで持っている。
「お前貧乏神だろう・・どうしたんだその恰好は?」
「話の前にお茶でも頂こうか」
「おっ、急に大きな態度だな」
「そうさ、頼まれたことは完璧にやっといたよ」
「ふむふむ」
「恨国の大部分の地域に大雨を降らせたんだ」
「止むことのない大雨で洪水が起きてあの何とか像も
泥の中に埋まってしまった」
「それに湿気が100%近いから全企業が止まっているし
キムチ用の白菜もカビが繁殖し全滅だ。」
「ほう、ほう」
「大雨の原因が何か判らないから国民は半狂乱に
なっているよ」
「全国がぬかるみ状態だからデモもやれないし、
当分立ち直れないだろう」
「よくやってくれたな。ご苦労さん」
「それでね、そこまでやったらわしの姿が福の神に
戻り始めたんだよ」
「それで嬉しくなって戻ってきたのか」
「そうそう」
「そのままあの国に居座っても構わないのに」
「そんなー ともかく約束は果たしたからわしは課長だぞ」
「それに部屋に米俵を積んでもらおう。ゆっくり
したいんだ」
「それに毎日お茶と甘いものをな供えてちょうだい」
「いいだろう。運び込むよ。ふーん福の神ねー?」
プロフィール

シンとケイ

Author:シンとケイ
年寄ゴジラへようこそ!
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同ということ
で残り時間を有効に
とばかり夫婦揃って好きな
事をして過ごしています。
家内は手芸、リメイク、旅行
私は水彩画、ウォーキング、
自炊.それと
オリジナル小説作成等を
やっています。
どうぞよろしくお願い
いたします。

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