子供っぽい




a桜草

「やあ先生ひさしぶり」
「あー皆さん相変わらず集まっておられますな」
「家にいてもやることが無いんでさあ」
「最近ねあれこれ考えることがあってねー」
「ほー、先生でもそんなことがありますかい」
「うん、人はどうやつて大人になるんだろうとかね」
「はあはあ」
「一昔前なら私なんか老人、いや超老人でしょう」
「まあそうなりますか」
「しかし中身は子供のままではないかってね」
「でも皴だの白髪とかそれなりに年寄風ですが」
「人として成熟しないままこの歳になったことです」
「成程、わしらが子供の頃に見た年寄は老成してみえたな」
「そこなんだ。私はこのままでいいのかってね」
「さすが先生だ。わしらにはそんな高尚な事は思いつかん」
「わしらは普段とんでもない奴らと思われているから楽だぞ」
「じゃが先生にわしらの真似をしろとは云えんしなー」
「しかし性分は少年のままで、時折キラッと光ればどうです」
「ふむふむ、黙っとれば分らんからな。ありがとう」
「やれやれ、行っちゃったな」
「ひょっとしたらあの先生わしらの仲間に入りたかったのかもな」

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おはようございます。

高齢になっても若い気持ちで居たい先生の気持ちなのでしょうか。
若い人の考えも解らず、年を取ると交流は難しいですね。

若い人達も同じようんことを考えているでしょうが、今になって若い頃に年寄りの云ったことが解るようになりましたが、歴史は繰り返されるのでしょうか。

Re: おはようございます。

> 高齢になっても若い気持ちで居たい先生の気持ちなのでしょうか。
> 若い人の考えも解らず、年を取ると交流は難しいですね。
>
> 若い人達も同じようんことを考えているでしょうが、今になって若い頃に年寄りの云ったことが解るようになりましたが、歴史は繰り返されるのでしょうか。





おはようございます。

親の言う事はほとんど聞かない子供でした。
拳固をくらったこともいまは懐かしい思い出になっています。
親父はいつも難しい顔をして、咳払いを聞くとビクッとしたものです。

ありがとうございます。
プロフィール

シンとケイ

Author:シンとケイ
年寄ゴジラへようこそ!
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同ということ
で残り時間を有効に
とばかり夫婦揃って好きな
事をして過ごしています。
家内は手芸、リメイク、旅行
私は水彩画、ウォーキング、
自炊.それと
オリジナル小説作成等を
やっています。
どうぞよろしくお願い
いたします。

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